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植木夫妻の家づくり日記 後編 「国分さん、パソコンと格闘!」

2011年12月22日 8:31 PM カテゴリ: レポート from 現場

横浜在住のご夫婦。将来は地方に移住しようと思い、福島市内に家を建てることになりました。
できるだけ無垢に近い木材や珪藻土などの自然素材を使って家を建てようと、いろいろ苦労しています。
―現在、植木夫妻の家づくり日記 後編(三郷の家 完成後の暮らしぶり)を掲載中―

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「 9月 国分さん、パソコンと格闘! 」

■国分さんがパソコンをに挑戦
 国分さんが、ついにパソコンに挑戦することになった。田口さんに手伝ってもらって、光ファイバーを接続しパソコンを設定したそうだ。「でも、メールやインターネットの使い方がわからないし、はがきや書類の作成の仕方も少し教えて欲しい」とのことなので、今回は、国分さんのパソコン習得のお手伝いをすることになった。
 日程は9月9日~11日の3日間。9月9日(金)の早朝に出発、9時半過ぎに美郷に到着した。まずは、雑草でボウボウになった庭の草刈りを行った。そして午後、国分さん宅に向かう。国分さん宅を訪ねたのはパソコンの操作の手助けをすると約束したからでもあるが、預けてあった浪江町の高橋さんの軽トラックの車検の日を確認するためでもあった。
 到着して確認すると、軽トラの車検は9月25日となっていた。その後は、早速、パソコンのメールの設定を行った。私はパソコンはあまり得意ではないので、妻が設定を行った。
 メールの次は、「中学校の同窓会の案内状」作成に挑戦するという国分さん。かなり意欲的だ。アスパラガスの方はもう終わり。今年は、原発による放射能の影響や天候不順もあって、アスパラの栽培もいまひとつだった。はたして来年はどうなるのだろう。敷地内の放射能汚染が気になる。

    稲も警戒区域以外の福島県内は作付行われたが、放射線量が比較的高い福島・郡山・二本松・本宮あたりは不安がかなり残る。来月は収穫だが、大丈夫なのだろうか?不安だ。国分さんも不安なようで、今年の米は二本松地区以外のものにしたいと、私たちが頼んでいる田島の農家から少々買うことになっている。最後に犬のさくらと遊び、帰る前にくりとかぼちゃをいただいた。
 翌10日、午前中は薪割に励み、午後は国分さん宅へ。敷地内の草刈を少しし、昨日のつづきでパソコンの設定を行った。でも妻もよくわからないところもあったので、サービスセンターに相談しつつ、なんとかアドレスを設定し、メールが使えるようになった。
 敷地内のひまわりは終わっていて、もう秋の気配がただよいはじめていた。

■放射能の問題  

それにしても、放射能の問題は福島に重く暗くのしかかってきている。子育て支援をしている妻は、美郷の分譲地で子供が遊ぶ姿が見れなくなっているのをしきりに気にし始めた。「このままでは、子供が可愛そうだ。子供たちのために何かしたい」と、そうした活動があれば、参加したいとも言い始めた。
 私も、福島の農家や人たちのために何かできることはないかと思い始めた…。

次回「10月 会津の新米を買う!」

2件のコメント

  1. 申し分けないないのですが、三郷ではなく、美郷です。次のげんこうは、どこに送ればいいのでしょう。

    コメント by 植木信夫 — 2011年12月25日 @ 9:22 PM

  2. 突然ですが、今回が最終回となりました。長い間どうもありがとうございました。

    コメント by 植木信夫 — 2012年2月4日 @ 9:26 AM

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