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大震災後の改修工事 ログハウスの曳家工事3

2012年6月8日 11:14 AM カテゴリ: info 仮設 / 災害関連,レポート from 現場

今回、東日本大震災で被害を受けた、栃木県那須町にお住まいのI様の改修工事の様子をホームページに掲載する許可を戴きましたので数回に分け報告レポートをしたいと思います。

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―ログハウスの曳家工事3 「家のジャッキアップとレールの渡し木設置」―

新設基礎ができましたので、既存建物を新設基礎に移す工事に入りました。

既存基礎から建物を引き離す際、150~200mmのジャッキアップが必要となりまして、

特に浴室側の基礎周辺が下がっているので注意が必要でした。

まず、基礎と土台と丸太をつないでいたアンカーボルトの切断です。

すべての箇所のアンカーボルトを切断後、建物4面のうち1面ずつ45mmのジャッキアップをしていきました。

(一部、新しい土台を補強)

ジャッキアップの全体状況。

ジャッキアップが完了し、既存部から新設への曳家渡し木の設置に入りました。

この渡し木が建物を移動させるためのレールの役割となります。

次回、いよいよ曳家に写ります。

(ログハウスの曳家工事4へつづく‥)

『つくった家』のページが更新されました

2012年6月5日 6:38 PM カテゴリ: News / お知らせ,info 完成物件紹介

弊社ホームページ『つくった家』のページに、以下の物件が新たにアップされました。
● 栃木県那須町S様邸

大震災後の改修工事 ログハウスの曳家工事2

今回、東日本大震災で被害を受けた、栃木県那須町にお住まいのI様の改修工事の様子をホームページに掲載する許可を戴きましたので数回に分け報告レポートをしたいと思います。

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―ログハウスの曳家(ひきや)工事2 「土・基礎工事と解体工事」―

曳家とは、おもに歴史的な建造物や既存の建物をそのままの形で保存、または建築物を解体せずに別の場所へ移動する場合に用いられる建築工法をいいます。

那須町のI様邸では丸太組工法で外壁となる丸太の構造材がそのまま残った状態でしたので、今回の曳家工事で改築するという工法を選びました。

まずは敷地の選定です。

I様と話し合いのもと、もともと物置小屋のあった母屋隣の敷地を整地して基礎を打設します。

 (施工前 母屋脇の土地)

総体的に一定の深さ、幅を確保しながら順に伐根作業を始めまして、土の場外処分、埋め戻し作業を行います。

 

地盤の補強のため木杭を打ち込む作業へ、計24本の打ち込みが完了しました。

 砕石を入れ、転圧作業。

 

防湿が目的の土間シートを張り、鉄筋のピッチは150mm間隔で配筋作業を行いました。

そして型枠を組み、ベースとなるコンクリートを打設します。

 コンクリートを流し数日間の養生経て、型枠を外す。新設基礎の完成。

尚、基礎工事と同時に、建物の一部解体工事が行われました。

 

床板を外し、大引きや根太など下地材をすべて取り外す様子。外部ベランダも解体を行いました。

また上の写真は曳家工事の障害となる木をチェーンソーで伐採です。木の上部の枝切り後、根元に受堀の切れ込みを入れる職人の星さん。

新設基礎が整いましたので、いよいよ既存基礎から建物を動かす準備に入ります。

(ログハウスの曳家工事3につづく‥)

郡山市S様邸新築工事レポート

2012年6月4日 5:22 PM カテゴリ: レポート from 現場

6月は別名 水無月 と呼ばれますが、水無月の由来には諸説あるそうです。

文字通り、梅雨が明けて水が涸れてなくなる月であると解釈されることが多いようですが、逆に田植が終わって田んぼに水を張る必要のある月「水張月(みづはりづき)」「水月(みなづき)」であるとする説も有力だとか。他に、田植という大仕事を仕終えた月「皆仕尽(みなしつき)」であるとする説、水無月の「無」は「の」という意味の連体助詞「な」であり「水の月」であるとする説などがあるようです。梅雨時の新暦6月の異称として用いられるようになってからは、「梅雨で天の水がなくなる月」「田植で水が必要になる月」といった解釈も行われるようになったとか。

水は神様からの恵み。大切に使いたいものですね。

さて、郡山市S様邸の新築工事も順調に進んでおります

先日、屋根が上がったので突然の雨にも安心だ。と棟梁。

写真を撮るために上を目指しましたが……

ここまでが精一杯でした。

天候調整をいただきながら、着実に工事が進んでいるS様邸です

大震災後の改修工事 ログハウスの曳家工事1

今回、東日本大震災で被害を受けた、栃木県那須町にお住まいのI様の改修工事の様子をホームページに掲載する許可を戴きましたので数回に分け報告レポートをしたいと思います。

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―ログハウスの曳家工事1 「曳家(ひきや)工事に至るまでの経緯」―

I様邸は平成3年に施工し、築21年の丸太積みのログハウスです。昨年3月11日の被災後のI様にご連絡をとり、3/15にI様と一緒に被害状況を確認しました。

 I様邸では、内部の家具がすべて倒れまして、サッシが外れてガラスも粉々に割れ、部屋の中を歩くことができない状態でした。また丸太の階段が上に持ち上げられ外れてましたので、基礎ごと上下に持ちあがるように強く揺れたのだと分かる被害状況でした。

それにしても震源地から離れた那須町にお住まいのI様邸の被害が大きいのか‥被害の要因となったのは、I様のお住まいの地域にちょうど活断層があったことでした。

下の写真をみてわかるように周辺の道路には、地面に亀裂が入っているところが多々あり、周辺住宅をみると半壊の住宅がありましたので地域全体が被害を受けたようです。

 (3/15写真、I様邸に向かって断層が走っていることを確認)

 (デッキ下の写真、地面に亀裂が走っている)

被害の状況を目の当たりにして、震災当日、I様が留守で無事だったことが本当に幸いでした。

住み心地のよかった同じログに住みたいというI様からのご希望をお聞きし、予算との相談をしながら、どうにか元の建物に戻せないかということで1年間の時間をかけてI様と協議しました。

そして今年4月、ログハウスづくりをして30年の弊社ですが全国的にも前例はないと思います、

建築物をそのままの状態で移動させる建築工法=『ログハウスの曳家(ひきや)工事』を試みることになりました。

(ログハウスの曳家工事2につづく‥)

本社ログハウスの増改築工事

2012年6月1日 5:24 PM カテゴリ: レポート from 現場

本社ログハウスの南会津町針生産の地元材を使った増改築工事がはじまりました。

杉丸太原木を伐採後、トラックに積み込んでいる状況です。

こちらを本社の製材工場で角材に加工し、構造材として使用する予定です。

下の写真は、現在の本社ログの様子。

現在、休憩場所となっているテラスは冬は寒いので、

エントランスルームにして土足で入ることのできる休憩室兼打ち合わせ室にしようという計画になっています。

 (エントランスルームとなる予定の玄関脇スペース。木製デッキがありましたが、一部取り外しをしてコンクリートを打設しました。)

最後の写真はイメージ図面です。話し合いの際の書き込みした図で、このような建物正面になる予定です。

(熱がこもった話し合いが行われたことがわかる図面です!メモがいっぱい‥そのまま載せてしまいました。)

桧材で格子をつくり、表面はガラスを入れた吹抜け空間をつくる予定。冬は日射で暖められて、熱を事務所側に送風できる。夏の換気は、両サイドの窓と正面の引き戸をあけられるようにするというデザインと機能性にこだわった設計案です。今回、はりゅうウッドスタジオさんと芳賀沼製作の若手社員が中心となり設計を進めており、どんな本社に生まれ変わるかとても楽しみです。

文責 佐々木

郡山市S様邸新築工事の上棟

5:01 PM カテゴリ: レポート from 現場

郡山市S様邸の新築工事の様子です。昨日、棟木までの組み立てが終わりまして上棟式が行われました。

 

写真は、上棟式前の午前中の作業状況です。ちょうど野地板をクレーンで持ち上げるところで、屋根部では大工が垂木を取り付けています。

本日から、筋交金物の取り付け、内外装工事に入ります。

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